2006年06月27日(火)
シアトルの夏の始まりと、ゲーム「大神」
山の木は葉が茂ってあたりの景色が変わり、日も長く9時ごろまで明るい。
直射日光は暑いが、カラッとしていて過ごしやすい。
そんな短いシアトルの夏をエンジョイ、せずに、日本からお持ち帰りの「大神」を家人がプレイしているのを横で観戦。
画面処理
なんといっても墨絵的なエフェクトが美しい。PS2の固定機能GPUでこれを実装している気合に目頭が熱くなる。
画面処理としては、下記の三本柱と思われる
- ジオメトリによる縁取り
- テクスチャリング
- ポストエフェクトによる滲み的エフェクト
ToonShadingでの輪郭線表現と同等の処理
特にビルボードが効果的に使われている
また、主人公の一部にテクスチャアニメーションを使用
前フレームとの加算/減算フィルタ
加算する部位、減算部位の指定はテクスチャに持たせているようだ
同等の輪郭線でも滲む部位と滲まない部位がみられる
フィルタ適用のオフセット移動は、視点移動による加速度と時系列の揺らぎを持っている
処理内容はPS2のGPUがサポートするブレンディングモードに依存が、資料がなく詳細は不明だ
いずれの手法も、手作業による調整が必要そうなところに、デザイナの方のご苦労がしのばれる。
上記に加えて、疾走時の集中線エフェクトなどが必要に応じて追加される。
描画時の破綻はほとんどない。しいて言うならば、
などだろうか。どれもほとんど気にならないほどのものだ。
ふでしらべ
ゲームの世界観によくマッチしている。
なんとも良い具合なのは、筆跡がそのまま画面効果として画面内に投影される点だ。自分で書いたヘロヘロな線が、画面内の効果としてそのまま表示されるだけで楽しい。
処理内容としては、文字認識というよりも、筆跡の画数と交差をみて図形判定している様子だ。
15年以上昔にMSXマガジンに掲載されていた、毛筆風ペイントプログラムをふと思い出す。
その他
バランスの良さ、ゲーム内の仕掛けなどに「ゼルダの伝説」的な良さを感じる。「ゼルダの伝説 ふしぎの木の実」の遺伝子が活きているのかな~等と妄想。
オプション設定に液晶テレビ使用時の設定項目があるが、どの点が変わるのか謎だ。表示レイテンシ、ガンマ値、残像等が考えられるが、決め手に欠ける。
写真は、日本からお持ち帰りのマングースぬいぐるみ。
お腹を押すと愛くるしい声で「ぎゃぼっ」と鳴く。

コメント(0) | トラックバック(0) | 書評・映画評・ゲーム評
<前の記事 | 次の記事>
<前の記事 | 次の記事>
リンク元(referer)
コメント






