My life as an APE

ゲーム開発、アメリカ生活、その他よしなし事

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こんな本を監訳されていたんですね。 会場で探してみます。 確かに今年のCEDECは充実してますよ。楽しいセッションが多いです。 自分のセッションもなんとか無事に終わったのでホッとしています。 NEW (tatefuku) >yukiさん こんにちは。コメントありがとうございます。 H1-B quota制限にかかったとのこと、大変だったかとおもいます。 #去年から今年にかけてはVISA枠自体は多少余裕がありますが、ポジション取得がだいぶ厳しい様子ですね。。 VISAにかんしては本当に悲喜こもごも?.. (hak) はじめまして。On Off and Beyondの渡辺さんのところから来ました。私は2005年にH1-Bでquota締め切りに間に合わずビザ取得に一度失敗し、次はL1のために日本で一年以上勤務してから、赴任ではなく転籍でこちらに来ました。 確かにエンジニアという職種は他の職種に比べてア... (yuki) >さいとうゆうきさん こんにちは、 ブログ拝見しました。インタビュー詳細、参考になります:) 就職決まったとの事、おめでとうございます!  今後ともよろしくおねがいします:) >激しく同意します(笑)私は就活時、ドラゴンボールのマッスルタワーを思い浮かべ... (Hak) はじめまして、Hak さん さいとうゆうきと申します。ブログ、大変興味深く読ませていただいております。 私もちょうど就職活動が終わったばかりなので、本エントリで言及なされていることは身をもって学ばせていただきました。 これからもブログ楽しみにしております。ど... (さいとうゆうき)
2010年01月03日(日)

あけましておめでとうございます&この先の10年

Jinzya
あけましておめでとう御座います。新しい10年期がやってきたこともあり、来し方行く末、今後10年の抱負と目論見などをひとつ。

・この10年
思い起こせば西暦2000年当時、自分はDreamcastの開発サポートエンジニアをしてました。SH4-200Mhz、メモリ16MB、GPUにPowerVRを搭載した当時の新鋭ゲーム機です。
それから10年かけてハードウェアは進化し、自分もXbox、Xbox360、iPhone等の技術開発にかかわってきました。いま携わって携帯デバイスiPhoneのハードウェアは、ほぼDreamcast相当(またはそれ以上)の性能を誇ります。10年前のデスクトップゲーム機が、携帯機のフォームファクタ、電力効率にシュリンクされました。素晴らしい。
奇しくも2つのプラットフォームで同じ系統のGPU、ImaginationTechnology社、PowerVRを使用しているのも興味深い共通点です。その後Dreamcastが事実上、というかこっぴどく敗退し、それに伴ってPowerVRも据え置きGPU市場の橋頭堡を失って、その後GPU市場はnVidia、AMD(ATI)社の席巻につながります。このとき、ImaginationTechnology社はメモリ消費、電力消費に利点のあるタイルレンダリングというPowerVR系特質を生かすために、携帯機向けGPUに活路を求め、それがぴったりはまって今日の携帯GPU市場を席巻しているわけです。恐るべしです。
と、この10年で据え置きゲーム機は小型、高速、省電力化に邁進し、当時の据え置き機が手元に収まるまでになってしまった10年と言えるでしょう。
この他にも10年間で、ゲームの要素技術の変化や、ソフトウェア技術の変化、変わった事や変わっていない事などたくさんありますが、それはまた別の話に。

・2010~2019年にかけての10年間の与太
今後の10年間で起きることも、ある程度は予想出来ます。引き続きハードウェアの小型化、高速化は行われますが、現在のPS3、Xbox360といった据え置きゲーム機がハンドヘルド化されるには、10年はまたず3~5年前後である程度の到達を見るかと思います。その際には、バッテリ容量の上限がそれほど向上しないことから、複数汎用コアのアレイを動的に電力消費管理しながら、ピーク・パフォーマンスとして現行ゲーム機相当の1T FLOPSあたりをターゲットにする設計が取られるような予感もします。
別の観点としてやや飛躍しますが、計算機の能力は2030年前後に人間の脳を超えると予測されています(している人、しようとしている人がいます)。あと20年です。今後の10年間は、機械が人間をキャッチアップし、凌駕して行くにあたっての重要な技術開発の10年間になると思われます。
ここでゲーム・エンタテインメントのソフトウェアエンジニアリングは、機械がより現実世界とのインタフェース技術として大事な役割を担うものと考えています。端的にはCV、VR、AR等でなすべき事は多くありますし、その先にも、現代の若者がラブプラスで愛情表現の欲求を満たすように、機械が情念を獲得して行くフィールドワークの場として、ゲーム技術は必要とされて行くでしょう。近い将来、ラブプラスを機械が遊ぶ日がやってきます、多分。
あるSF物語では人間の創発性は機械には模倣できないといわれ、また別の物語ではJoy、Funを感じられるのは人間ならでは、といわれることもありますが、それはリサーチが足りないという意味に過ぎず、原理的にはあらゆる分野で人間は機械に及ばなくなる未来が(比較的に)近くまで来ていると思われます。機械の詠む俳句が、句会で一等になるのです。一句「初春や 時差ぼけなので 初ぼけや」 お粗末。
そうした現実が目の前に現れた時、人間の価値とは、ただ単に人間である、という一点、人として生まれ、生きて恋をして、子孫を残して死ぬ、ということがその時人間に残された唯一最大の存在理由となります。では「人間は馬や鹿や、Yakと全然変わらないのか」という問はまさにその通りで、本質的に変わらないわけです。近い未来に人間が知力、体力、愛情から希望にいたるまであらゆる意味で機械に凌駕された日に、人間が人間であることの意味は、ポストモダンを超えてさらに問われるのだろうと思います。よく知りませんが、西洋思想的には特権的である人間の理性がこのときどう揺らぐのかは、楽しみでもあります。
これらは、ほとんど与太話と捉えられる向きもあるかと思いますし、与太話でもありますが、エンジニアとしてはこの先10年で、こうした未来を現実にするための地ならしができる貴重な10年間です。ソフトウェア・エンジニアが達成すべきマイルストンは山ほどあり、この10年でそうしたことに携わっていきたいと思います。そして願わくば、次の10年は、機械によって徹底的に阻害し尽くされた人間存在の尊厳を取り戻すために尽力する、そうした事ができれば、と願っています。

ともあれ、みなさん、この時代にソフトウェア・エンジニアとして生まれて本当によかったですね。
では、本年もよろしくお願いします。
2010年新春
QRCODE

あけましておめでとうございます。

ようやく時代がDreamcastに追いついてきたということですね(笑
とりあえずキカイの体を求めて旅立つ準備をしてみようと思いまつ(´人`)
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Hak
カルフォルニア在住の最適化エンジニア。ゲーム機開発、ミドルウェア開発に携わる。最近はコンパイラ開発が趣味。子供二人。 Twitter
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